月額料金を節約してiPhoneやスマートフォンを利用したい人向けの格安SIMサービスは、インターネットへの接続方法が複雑だったり、データ通信が混雑する時間帯になるとインターネットが利用できない程の低速になってしまったり、まだまだ解決しなくてはならない問題点がたくさんあります。
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ウルトラギガMAXとは?
ウルトラギガMAXは、インターネット接続をUQ WiMAX、電話サービスをUQモバイルにすることで、ドコモ、AUなどの携帯会社よりも月額利用料金を抑えることができる組み合わせです。
またUQモバイルの欠点であるインターネット接続が混雑する時間帯で通信速度が遅くなってしまったり、ひと月のデータ通信量に制限があるプランやテザリングサービスが利用できない点をUQ WiMAXでカバーすれば、電話も利用できてインターネット接続も実質上無制限となり、それでいて携帯会社よりも月額料金を安く利用できるとなれば、契約せずにはいられなくなってしまうでしょう。
しかもこのUQ WiMAXとUQモバイルを同月内で契約することと、UQコミュニケーションズの専用サイト(https://www.uqwimax.jp/promotion/ultragigamax/lp/)から申し込みをすること、あとはUQモバイルで契約するプランやUQ WiMAXで契約するプランを指定されたプランにするだけで5,000円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンを展開しています。
さらにUQモバイルをSIMだけの契約と指定されたプランで契約した場合、SIMカードのみの契約でもらえるキャッシュバックも加算されます。
またUQ WiMAXの支払い方法をクレジットカードにするともらえる3,000円のキャッシュバックも加わると、最大で11,000円のキャッシュバックを受け取る事が可能です。
しかもこのキャンペーンの終了日ですが、2018年12月の時点で未定となっているのでキャッシュバック狙いでもいいかもしれませんね。
もしちょっとでも興味がある方は、ぜひウルトラギガMAXの組み合わせを利用してみてはいかがでしょうか。
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この組み合わせ自体のメリットとデメリット
いっけん良さそうに見える組み合わせとなっているウルトラギガMAXですが、いくつかのメリットとデメリットがあります。
●メリット①テザリングオプション料金がかからない
Wi-Fiタブレットやゲーム機などを外出先でも利用したい場合、インターネット接続できる環境が必要になります。
この時、スマートフォンに搭載されているテザリングで解決することができますが、ひと月内にどのくらいテザリングを利用する機会があるかわからないにも関わらず、毎月オプション料金だけ支払うのも何かもったいないような気がします。
ウルトラギガMAXの組み合わせなら、インターネット接続に関してはUQ WiMAXのモバイルWi-Fiルータを利用します。
モバイルWi-Fiルータは、はじめから複数台接続することを想定した仕様となっているので、テザリングオプションを別途契約する必要はありません。
●メリット②バッテリーが長持ちになる
ウルトラギガMAXでは、インターネット接続はUQ WiMAXのモバイルWi-Fiルータが担当、電話やSNSなどについてはUQモバイルのSIMカードを挿入したスマートフォンが担当となります。
携帯電話の通信網を利用したインターネット接続は、常にCPUが高負荷な状態になりバッテリーの消耗を早める結果となりますが、インターネット接続をモバイルWi-Fiルータに任せた状態で、Wi-Fi接続だけをおこなっているスマートフォンは、携帯電話網に接続してインターネットを利用するより電力の消費が抑えられるためバッテリーの持ち時間が長くなるのです。
ここまでウルトラギガMAXのメリットを紹介してきました。しかしこのメリットを隠してしまうほどの、デメリットが存在したのです。
●デメリット①2つのデバイスを持ち歩く必要がある
このウルトラギガMAXはインターネット接続をモバイルWi-Fiルータ、電話やSNSをスマートフォンでおこなうため、常に持ち歩くデバイスが2つになります。
今後、UQコミュニケーションズがWiMAXと音声SIMカードを利用できるスマートフォンを発売した場合は最強の組み合わせとなるかもしれませんが、おそらくそのような専用端末は出てくる可能性は非常に低く、節約のために2つのデバイスを持ち歩くことを諦めるしかなさそうです。
●デメリット②バッテリー消耗
先程、メリットのところでバッテリーが長持ちになると書かせていただきましたが、あれってスマートフォンだけの話でモバイルWi-Fiルータに関しては言及していません。インターネット接続にはどうしても高負荷な処理が必要で、スマートフォンのバッテリーが長持ちになったとしても、モバイルWi-Fiルータのバッテリー消耗はそれなりに早くなります。
そうなるとモバイルWi-Fiルータの電源をこまめに切るなどの手段を取るか、モバイルバッテリーを持ち歩くほかないでしょう。電源をこまめに切ったりする方法が良さそうに見えますが、スマートフォンで調べ物をしようとした時、モバイルWi-Fiルータの電源を入れて、起動するのを待って接続が確認できるまで少なくとも1分程度時間がかかります。
この1分の時間をどう考えるかです。すぐに調べ物を始められる方が良いか、1分待って調べ物を始めるか、このタイムラグは最終的には大きなものになってしまうでしょう。
デメリット③WiMAXの電波
携帯会社の電波より高い周波数を利用しているWiMAXサービスは、その電波の特性から地下や建物の窓際より離れた場所では受信感度が著しく悪くなるか、最悪のケースでは圏外となってしまいます。
またau 4G LTEを無料で利用できるプランを契約したとしても、ひと月のデータ通信量に7GBの制限があり、これを超えてしまうと翌月まで128Kbpsという速度制限がかかるようになっています。
このau 4G LTEで制限を受けてしまうと、WiMAXの通信速度も翌月まで制限をうけるため、月末まではインターネットができないものと考えてください。
またWiMAXのプランで、UQ Flatツープラスギガ放題というデータ通信し放題が提供されていますが、このプランは直近3日間のWiMAXとau 4G LTE接続を利用した場合のデータ通信量の合計が10GBを超えた場合、10GBを超えた翌日18時から2時ごろまで速度制限がかかるという内容となっています。
ここでの通信速度制限は1Mbps程度なので、ホームページを閲覧したりメールの送受信をしたりする分には気がつかないレベルです。
YouTubeでも標準画質の再生なら問題なく閲覧できるとされています。
スマートフォンやタブレットの利用であれば、3日間で10GBを超えてしまうデータ通信をすることはほぼ無いと思いますが、パソコンなどを利用した場合はちょっと注意する必要があるかもしれませんね。
キャッシュバック狙いならUQコミュニケーションズ
デリットとメリットも見えてきたところで、他の格安SIM事業者と同時に利用するのも良いのではないかと思ってきました。
なぜなら格安SIMで契約するデータ通信量を極限まで抑えることで、より月額料金を抑えられるからです。またインターネット接続時の速度についてもUQモバイルは、格安SIM事業者の中でもダントツにトップの事業者です。
おそらくUQコミュニケーションズのウルトラギガMAXで、得するポイントは「キャッシュバックがある」ことだけではないでしょうか。
キャッシュバックはいらないから少しでも毎月の料金を抑えたいと思う人は、LINEモバイルやBIGLOBEなど他の格安SIM事業者や、解約してしまって眠っているスマートフォンとUQ WiMAXのモバイルWi-Fiルータを利用して、050 PlusなどのIP電話サービスを契約すれば電話もできるしインターネットもできる環境を更に安く手に入れることができるかもしれません。
その場合、デメリットの部分もしっかり吟味してからどのような契約にするかを考えて、行動するようにしましょう。毎月かかる負担が大きくなってしまっては意味がありませんからね。
でもこうやってPocket Wi-FiやWiMAXサービスを利用することで、格安SIM事業者の問題点が解決できるのは、新しい発見ではないでしょうか。
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