格安SIM

残念!HUAWEI P20Pro はドコモ専売モデルだった…、それでも欲しい場合はどうすればいいの?


6月15日にスマートフォン史上初となる4,000万画素のカメラを搭載、3つのレンズで夜景や暗い場所での撮影にものすごく強いP20 Proが発売になりました。

携帯電話会社ではドコモだけが取り扱うモデルだったので、 「きっとSIMフリー版が登場するだろう」と期待していた方もいたと思います。ですが実際はドコモだけの専用モデルとして発売されることが後から判明したのです。

そんなHUAWEIからはスペックは多少低くなってしまいましたが、SIMフリーモデルとしてP20が発表されました。

高橋
高橋
P20 Proはドコモだけ、P20はSIMフリー、P20liteはauとUQモバイル、ワイモバイルが取り扱っているモデルとなっています。

そんな気になるP20 ProとP20の、どちらを選べば良いかいろいろと考えてみましょう。

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P20とP20Proの違い

どちらのモデルもHUAWEIの主力となるスマートフォンですが、大きく違う点があります。特に注意しなくてはいけない部分をピックアップしてみました。

① P20ProはシングルSIM、P20はDSDV対応

ドコモから発売されたP20Proは携帯電話会社からの発売ということもあって、DSDV(デュアルSIM・デュアルVoLTE)モデルではありませんでした。しかし、それ以外の部分でおサイフケータイ機能が搭載されているのはP20 Proだけとなっています。

携帯電話会社から発売されるということで、カスタマイズされたモデルといえるでしょう。

Androidスマートフォンを利用された方は、SDカードが挿入できるモデルを使われた事があると思いますが、AndroidにもSDカードを使わせないという流れがやってきています。そのため、搭載されているROM容量が64GBや128GBと、iPhoneのように大容量モデルとなってきています。

P20 Proは128GBもあるので、音楽も写真も十分に保存できる容量を確保しています。

高橋
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例え容量がたりなくなってしまった場合でも、今は無料で利用できるクラウドサービスがたくさんあるので、使いやすいところを見つけておくのお良いでしょう。

SIMフリーモデルとして登場したP20は、DSDV対応なので、データ通信が高速で品質の高いところやカウントフリーサービスを提供している格安SIMを使いつつ、通話は従来の携帯電話会社との契約といった使い方の選択肢が広がります。

それ以外のスペックの違いは、カメラのレンズ数やディスプレイの違い、P20にだけあるカラーモデルぐらいの違いしかありません。

高橋
高橋
この程度の違いしかないようであれば、P20で格安SIMやUQモバイルなどを使って毎月のランニングコストを下げるという方法もいいかもしれませんね。

② P20は2レンズ、P20Proは3レンズのカメラを搭載

先程もちょっと出てきてしまいましたがP20 ProとP20の大きな違いは、カメラのレンズ数と画素数です。

P20 Proは3つのレンズに、4,000万画素となるLeicaのレンズを搭載してますが、P20も2,000万画素のLeicaのレンズを搭載しており、画素数ではちょっと下がってしまいます。

カメラを重視に考えている方は、P20 Proに軍配が上がってしまいますね。

③ ディスプレイはOLEDとTFTの差

ハイエンドスマートフォンを証明するともOLEDディスプレイを搭載したのは、P20 Proになります。

iPhoneⅩと同じ本当にきれいに映し出す、ディスプレイとなっています。P20は従来のTFT液晶ディスプレイを搭載していますが、実機を見てもらうとわかると思いますがそれほど大きな違いを感じることはないでしょう。

ただし高画質のカメラで撮影した映像を再現するのに適しているディスプレイは、OLEDしかありません。こういう細かいところの違いは、よくチェックしておきましょう。

P20 ProのSIMフリー版はあるけど国内では利用できない

日本国内で使われるスマートフォンは、全て「技適マーク」の取得が義務付けられています。

この技適マークを取得していないスマートフォンを、国内で使用していると電波法にふれ罰せられてしまうのです。海外からの渡航者には例外措置がされるのだとか。海外で発売されているスマートフォンをアマゾンや専用販売業者で購入したとしても、技適マークを取得していないため違反となります。

また最近ではBluetoothの出力が規定を超えていることが発覚したシャープのスマートフォンをそのまま使用していると、違法になってしまいます。

すでに修正プログラムが配信されているので、該当する方はすぐにアップデートするようにしましょう。モデルはauから発売されている「AQUOS SERIE mini SHV38」になります。

話を戻しますが、P20 Proは海外の通販サイトから購入することができます。ですが販売されているSIMフリー版はグローバルモデルで、技適マークは取得していません。そのため国内では購入して、利用することができません。

残念ですが国内で、P20Proを利用する方法はないと言わざるを得ません。今後、消費者の声が大きくなってHUAWEIが動くのを待つしかなさそうです。

どちらにするかよく考えてから購入しよう

P20 Proはハイエンドスマートフォンのため、価格が非常に高額なっています。iPhone Xには及びませんが、10万円を超える価格となっています。その価格に通りのスペックを搭載舌モデルなので、仕方がないかもしれません。

そこをちょっと抑えたP20でも、他社が発売しているミドルスペックのスマートフォンよりは、はるかに高い性能を誇っています。認証機能も指紋と顔認証の両方を搭載しているほか、カメラもモノクロ2,000万画素、カラー1,600万画素、暗い場所や夜景撮影に強いカメラとなっています。

普通に見たらミドルスペックというよりは、十分ハイスペックスマートフォンの仲間をして見られるでしょう。だからこそ、HUAWEIのスマートフォンが熱いモデルと言えるのです。

最適なチョイスは、今すでにドコモを使っている人はそのまま機種変更、すでに格安SIMを利用している人で、デュアルSIMにあまり惹かれない人は、格安SIM(通話SIMを利用している方)からMNPして、ちょっとでも特典を受けるという方法もあります。

後はどうしても縛りなど携帯電話会社から受けたくない人は、SIMフリー版P20を購入して、HUAWEIスマホライフを堪能しちゃいましょう。

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